住友電気工業製ルータタイプADSLモデムTE4121CのGapNAT設定方法をご案内します。
GapNAT(Global Address Proxy with Network Address Translation)」とは、端末1台に対してグローバルIPアドレスを割り当てる機能です。複数台の端末を接続している場合は、初めに接続した端末に対してグローバルIPアドレスが割り当てられ、2台目以降の端末にはローカルIPアドレスが割り当てられます。
グローバルIPアドレスが割り当てられた端末で、ネットワークゲームや対話型音声通話サービス等が利用できる等の利点があります。
グローバルIPアドレスが割り当てられた端末は、外部ネットワークと直接接続しているのと同じ状態になりますので、ハッキング等の攻撃の危険性が高まります。ファイヤーウォールソフトを導入するなどセキュリティ対策を行うことをお勧めします。
万一、本機能を利用したことによりお客様または第三者に対して間接的・直接的な損害が発生しても、@T-COM(アットティーコム)では責任を負いかねます。ご利用はお客様の自己責任にてお願い致します。
以下の説明では、OSにWindowsXP、ブラウザはInternetExploreを使用しておりますが、基本的な設定方法は他のOSでも同じです。
設定には「登録完了のお知らせ」が必要になりますので、お手元にご用意ください。
ブラウザ(InternetExplore)を起動し、【アドレスバー】に【http://192.168.1.1】と入力し、【Enterキー】を押します。
【192.168.1.1に接続】ウィンドウが表示されます。
【ユーザ名(U)】【パスワード(P)】に共に【root】と入力し、【OK】ボタンをクリックします。
※パスワードを変更している場合には、変更後のパスワードを入力してください。
ADSLモデムの管理画面の左側のメニューから【バージョン情報】をクリックします。
【バージョン情報】画面が表示されます。
【Software Version】にADSLモデムのファームウェアのバージョンが表示されます。ファームウェバージョンが「1.11」以上でない場合は、ファームウェアのバージョンアップが必要です。以下のページをご覧になりファームウェアのバージョンアップを行ってください。
ファームウェアバージョンが「1.11」以上の場合は、次の手順に進んでください。
左側のメニューから【設定の選択】をクリックします。
【設定の選択】画面が表示されので、既に設定がなされている行の【編集する】ボタンをクリックします。
【基本設定】画面が表示されます。
【動作モード】に【GapNAT】を選択します。その他の項目は初期値でかまいません。
【設定】ボタンをクリックします。
動作モード | 【GapNAT】を選択します。 |
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【基本設定】の画面に戻ります。画面上に【機器の再起動画面へ】が表示されますのでこれをクリックします。
【機器の再起動】画面が表示されます。【再起動】ボタンをクリックします。
ADSLモデムのランプが点滅し、再起動が始まります。
ADSLモデムのALARMランプが消灯しすると、再起動が終ります。
ALARMランプの消灯を確認してから、【再表示】ボタンをクリックします。
【設定の選択】画面に戻ります。【動作モード】が【GapNAT】になっていれば設定は成功です。
以上でGapNATの設定は終了です。